笑い死ぬ女子高生

電車に乗る前はいつも死について考える。

交差点でも死について考える。

台所に立ったときも死について考える。

おいちょっと待てよ、生きてたらいいことあるって。そんな風に思い返す。

でも、俺は通販で欲しいものを買って、届くまでが一番好きだ。

届いたら途端にどうでも良くなる。

求めるものが手に入らない状態が一番幸せなんだとしたら、俺は今一番幸せだ。

だとしたらこの先、生きていても。

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酒飲んだ次の日は二日酔い

1年で本当に楽しい日なんて4日ぐらいしかない。

その4日の内訳も、1日中ツキにツキまくってるわけじゃなくて、大体2時間ぐらいしか幸せな時間はない。

他の間は寝てるかクソしてるかうんざりしてるかで、たまたま何らかの拍子で2時間ぐらい楽しい瞬間が来るだけだ。

で、その楽しい2時間の最中に俺は思う。「こんなに幸せでいいんだろうか?この辺で人生が終わればいいのに。笑顔で死にたい。」と。


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他力本願

クスリが言葉を突き抜けさせる、だの編成意識状態の音楽は、だの言うが、まぁ、その通りだ。

というか、クスリにハマるやつはそのぐらい苦しんでるってだけだ。いい作品の裏には絶対草臥れきったブラックホールが口を開けてこっちを覗きこんでる。。綺麗な女に生理があるみたいに。

クスリは助力になる、確かにな。だからって作品を作ってくれるわけじゃない。インスピレーションを与えるだけ与えて去ってしまう。

まるでクスリがゴーストライターかのように思ってるやつが多すぎる。

ケルアックはシャブをキメて書いたが、オンザロードは自分のしてきた旅の話だ。アシュラテンペルはブルースを弾いてる。

ドラッグをキメてドラッグの話を書き続けるだけのやつはつまらない。ウィリアムバロウズにはハッとする言葉がある、中島らもも。

耐えられない存在感に辟易しながら自分の顔面を鏡で見る、朝の一瞬、込み上げる吐き気。そいつをきれいに額縁に飾っておきたいやつらが今日も文章を書き、絵を描き、ギターを弾くんだろう。

芸術も表現も、醜い自分という薄汚れた部屋に飾るための絵画だ。クスリはその作品の額縁で中身を作れるのは自分だけだ。

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くるくる回る

このブログを読んでくれている人間はどのぐらい居るんだろう?

俺に小説を教えてくれた人はバンドをやっていた。よくライヴを見に行ったけど、ギターの音がでかいのに、話す声はものすごく小さかった。

40過ぎて離婚して、抗うつ剤を飲みながらブログをたまに更新している。ツイッターを辞めてからもう、ずっと話してない。

俺はそのブログ記事をたまに読んでは救われている。

俺のブログで救われる人間は居るのか?答えはイエスだ。書くことで俺は救われてる。

俺は書く、俺の言葉を。そして、書いてる俺が救われてるみたいに、読んでるやつの心に入っていく言葉であればいいと思う。

学校が終わって今は春休みだ。バイトをしなきゃいけないが面倒くさい。特にだるいこともうざいこともないがずっと気が滅入ってる。

誰かに相談しようかな、と思う。でも帰ってくるのは「大丈夫。」だの社交辞令の肯定だ。

なんのこころもこもってない慰めはある意味で最低の否定で、必死に話を聞いてくれたやつの、慰めとは真反対の否定が最高の肯定なのかも。

全くもってうんざりする日々。かわいい女の子と遊んでも、帰り道は一人、みたいな、俺はずっと帰り続けてる。

一人になるために人と話す。

わかるか?自分のことを救えるのは自分だけだ、そう言いながら俺はお前に否定される。

ありがとう。もう朝の六時だ。またうんざりするほど元気な太陽が顔を出す。俺はため息をつきながら太陽と話す。一人になれる夜になるまで。


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tangerine dream

 

THE BOOTLEG BOX SET VOL.1 - 5 CONCERT (7 CD BOX)

THE BOOTLEG BOX SET VOL.1 - 5 CONCERT (7 CD BOX)

 

 

理想の音源を発見したとき、俺はCDに頬擦りしたくなる。小説でもまた然り。ジャケットの絵を刺青にしたい、CDを食べてしまいたくなる。

西村賢太は、田中英光と言う作家の小説を読んだ時、部屋を飛び出して走り回ったんだそうだ。

最近ではTangerine DreamのThe Bootleg Box Set Vol.1がそれだ。

音楽的に高度で、流れてても気にならない、部屋が音に包み込まれてて、でも聞いてて疲れない。耳に残るメロディがないから音に集中せずに済むが、集中し出すと耳に残るメロディがある、そんな音楽が好きだ。本を読んでて耳に残るメロディの音楽だと本に集中できない。クラシック、プログレジャムバンドアンビエントなんかはその点物凄く適してると思う。

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一人は居るウザいやつ

3人以上で何かをしていたり話していたりすると、必ず1人邪魔するやつとウザいやつが居る。

バイト先、学校のグループ、思い出してほしい。必ずと言って良いほど居るはず。

"こいつウザいな"なんて、言い合っててもどこがで絶対そのウザい役割をこなしてる。

人間は2人以上集まると演じるらしい。

それに、2人以上集まると敵を作りたくなってくる。ウザいやつになってるか、ウザいと感じようとしてるのか、無意識にどちらかをしてしまってる。

この世界、全員がウザいやつなのかも。

だから、迷惑の掛け合いなのだ。あいつがウザい、と思っても許してあげよう。自分だってしてしまってるんだから。

そして、迷惑をかけてないんだから俺に迷惑をかけるな、と言う反論が出てくると思うが、俺は言いたい。

その反論がもう俺にとっては迷惑だ。


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繋がっている

宗教ほど役に立つ暇潰しはない。報酬もある。自己満足だ。

宗教を信じられないやつはブランドを崇拝する。報酬はある。承認欲求を満たせる。

ブランドを信じられないやつは恋人に依存する。報酬はある。性的欲求を満たせる。

恋人が居ないやつはお金に依存する。報酬はある。女を買える。

女に依存できないやつは環境に依存する。報酬はある。コミュニティー内で弱者を形成し、実社会以外で優位に立てる。

コミュニティーにすら依存できない人間はどこに居る?誰か一人で生きてるやつが居たとしたら、そいつは宗教を作ってる開祖ぐらいのもんだ。報酬はある。女だ、金だ。


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グレングールド

グレングールド。CDジャケットはちょくちょく見かけるし、気にはなっていたが、以前はクラシックの指揮、或いは演者による違いなんてものは全く分からなかったので、敢えて調べなかった。

音楽の始まりを考えていくと絶対的に"神に対する祈り"で始まる。どこの国の民族音楽も起源は、神に対して捧げるものだ。バッハが現れてもそれは変わらなかった。キリスト音楽。

近代化に際し、音楽は段々フラストレーションの昇華になってくる。

作品の伝えたい事を演者が独自解釈し、別物に変える。俺はバッハのミサ曲ロ短調が好きなのだが、全員、タメやテンポが微妙に違う。

Diskunionで視聴しまくってると、同じ曲なのに指揮によって全く違う曲に聞こえるのに気づいた。Michel Corbozを聞いたときに鳥肌が立った。

ミサの短調と言うだけあってどの曲も暗いのだが、彼の演奏は跳ねていた。

グレングールドはある意味その点においては、バッハのメッセージを最も尊重しているピアニストなんだと思う。

彼はライヴの高揚感を嫌った。曲に対する姿勢が1回1回変わるのが許せなかったそうだ。自己投資を避けたんだと思う。曲の中に入り込んでるみたいな演奏。

彼の演奏はどれも同じに聞こえる。つまり、すべての曲に対して同じポテンシャルを保ち続けてる。クラシックでここまで明確に、聞いた瞬間に誰かわかるような演者は見たことがない。

彼は摂食障害だったらしい。苦しみの果てに美しいものを産み出す。芸術は病気だ。

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睡眠薬

中学の頃は特にドラッグの知識があったわけじゃない。睡眠薬を倍飲んだ。次の日に模擬試験があったのになかなか寝れなかったからだ。倍飲めば寝られると思った。

小学生の頃から咳止め薬の味が好きで、咳止めスプレーはあればあるだけ使った。マジックインキの匂いも好きだった。無意識ってやつは頭が悪いのかもしれない。

次の日起きたらものすごくフラフラした。車酔いの強烈なやつ。そのまま自転車に乗ってなんとか試験会場に着いたはいいが吐き気がする。

仕方がないから試験中に便所に行って吐いて、帰った。空が3秒おきに色を変えていた。水に溶かしたアクリル絵の具の紫とオレンジと、原色の水色。

 

今日俺は夕方眠った。あまり深く寝れなくて半分覚醒していた。夢の中はやたらリアルで、神社の中で70歳くらいの短髪で白髪の女が、読経、木魚の音をサンプリングしてテクノを作っていた。俺は一人で踊っていた。周りの人間は俺と白髪の女を遠目で見ていた。俺はその世界にずっと居たいと思った。起きて、Aphex Twinを聞きながら、俺は睡眠薬が欲しいと思った。

明日になれば俺は母親の子宮から出て20年目になる。20年間で得たものはなんだ?肥大する無知、タバコの吸い方、猫の撫で方。

二十歳の誕生日プレゼントに、二十歳から逃げるための睡眠薬が欲しい。


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