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満更でもない

ムカつくことばっかりだ。本当にうんざりするほどムカつくことばっかりだ。どうしようもない。

そんな中で背広をくたびれさせたやつは風俗に行って憂さを晴らすんだろう。

太った女は居酒屋で男を待つんだろう。来ない男を。

ブランドもんのバッグ、パチンコ、競馬、麻雀。人生は暇潰しの連続だ。うんざりとイライラから逃れるために。

酒、薬、虐待、レイプ、存在の否定と肯定。

俺はどうしようもなく道を歩いていた。家についておばあちゃんのポタポタ焼きを食おうとした。

裏面に、「心の優しい人がコンビニで買うものはな~んだ。」と書いていた。

俺は問われたわけだが分からなかった。答えを見ると

肉まん(憎まん)と書いていた。

彼女と二人で笑った。

そういえば昼間、猫でも面白いことがあった。

飼ってる猫は畳の上に身を置くのが嫌らしく、必ず脚を布団、服、本、などの上に乗せる。最近は学校の書類がお気に入りだ。

今日は本当に乗るものが何もなかったらしく、定期券の上に脚を乗せて誤魔化していた。笑った。

人生嫌なことばっかりで死にたいが、たまに、本当極稀にだが笑えることがあって、俺はそれでいいや、と思って死ねない。なかなか死なせてもらえない。

満更でもない夜は、こんな夜なのかもしれない。

201704151852千鳥橋に向かう電車の中で

JRよ、Fuck、俺はイライラしてる。何に?電車のなかで喚く女への単純な耳障りノイズそれからクソ嫉妬。

汚したいそのメイクだらけのツラ。アホの群れ。電車の中、痛む胸と吸いたいタバコ。

今日はライヴに向かうってのに全然テンションが上がらないろくでもない天気。イライライライラ。どうしようか?どうしようもない。ムカつくことばかりだ。

なにかいいことないかな、と片っ端から探すが、ライヴハウスの近くに美味そうなラーメン屋さんがある、そのぐらいしか良いことはない。

そんなことじゃなくてもっと、爆弾が爆発するぐらいの刺激的なことを求めてる。誰か俺をこの電車のノイズから救ってくれよと。

俺は近鉄からJRに乗り換えることにした。切符を買って駅のホームへ急ぐ。

かわいい女から見える脚がムカつくから急いでる俺は目撃する。

改札に制服を着た高校生が居る。イライラしてて速い動き。

そいつはピタパを取り出して「ビターン!!」ーーイライラのエネルギーを音エネルギーに換算するように、それは音楽だーー改札にピタパを派手に打ち付け、ビッグブラックのドラムラインみたいに機械的な音、人間のイライラを背負いながら俺とは反対方向の家へと連れて帰るであろうホームへと向かった。

俺はノイズのライヴの前にライヴを見た。一音と動作だけで伝えるフラストレーションの塊を。

俺の他にもイライラしてるやつはいる。ジメジメした、止んだ雨の道を歩いてきた天王寺にはストレスとフラストレーションだらけ。

土曜日、俺たち二人は、この世界にムカついて生きている仲間だ。

Dance Missing Tilt

ライヴハウスで好きなバンドを見ていた。タイバンに山の名前のKanchenjungaと言うバンドが居た。

ヴォーカル、ベース、シンセサイザー。何をしてるのかよくわからないがなんとなく見てみようと思って見ているうちにトランスしていた。

強烈だった。ヴォーカルの鷹さんの多彩すぎる表現に、シンセのノイズ、移動しまくるつかめないベースライン。目を瞑ると本当に山が見えた。それは畏敬の念に似た者だった。

そのあと、ヴォーカルの人に話しかけると、Dance Missing Tiltと言うバンドをやってると聞いた。数日後Safariでやるというので見に行くことにした。

一番始めて見たときの正直な感想は、呆気に取られた、だった。ただのよくわからない、とそういうことではない。

4人が各々交わらないジャンベを無我夢中に叩いている。「?」って感じだった。そこに女の人、Voidさんが一斗缶を叩き出した。

マイクなしで叫びながらボコボコにされていく一斗缶。シュール、とも違う本気さ。

段々「?」とかよくわからないとか呆気に取られた、が自分の中で整理されて分かってきた。少しずつ交わり、対話になっていく音楽になっていく。

「直線の、角を飛ぶ鳥、死に絶えて、春の拡がり、白鳥の肝」

というフレーズが10分近くリピートされてライヴが終わった。

ただ、すごいものを見た。「?」などの脳が感じたものを、大抵のライヴでは整理出来てしまう、分析できてしまうが、なんなのかわからなかった。

次に見たのは戦国大統領だったと思う。その時は酔っぱらいすぎて覚えていない。鷹さんがフロアで叫ぶ。正式メンバーの4人以外にも居た気がするが思い出せない。バイオリンが居た気がする。それが正式メンバー4人での最後のライヴだったはずだからあんなに飲まなきゃよかったと後悔している。

ライヴ後にCDをもらった。タイトルはII Lucidity Substance Dimensions。略すとLSDバンド名もDance Missing Tilt、DMT。

海の音から始まり少しずつ波の音?が狂っていくイントロで始まるこのCDは2秒ほどのピアノの曲、ノイズのアンビエント、テクノ、曲線の~の色んなバージョンを収録している。CDの面には自転車の絵。曲名が盲壁、輪陀。イメージに訴えかけてくる詩。それは作品として完成しているノイズミュージックの数少ない例だと思う。大抵ノイズのCDは家で聞くと退屈なのに起伏と色んな表現に溢れてて退屈せずに何度も聞ける、耳に残るメロディもあるすごいもんだった。デモをゲットできなかったのが悔やまれる。

次に見たのは確か、ホカゲでVoidさんとBirushanahでメタルパーカッションをやってる佐野さんのライヴだったと思う。

メタルパーカッションの密教的な音に被さるヴォーカル。このときは目を瞑ると森を感じた。涼しい5月の森。

次見に行った戦国大統領のライヴではIcoさんとVoidさんの二人だけなっていた。その時はゲストメンバーを加えていたが、衝撃を受けた。

暗黒舞踏に似た女性二人での躍り、設置された赤ちゃんの人形、とにかく、総合芸術って感じだった。視覚に、聴覚に、クる。和太鼓、ジャンベ民族音楽のような音。

全てが全て覚えていない。何回もライヴに行っているから。ベアーズでのライヴは琴を使用していた。ホカゲでは眠たくなった。ぼーっとする、なにか懐かしいギターのきれいな音色。そのあともホカゲで見たと思う。VoidさんはShivaの化粧をしていた。

YouTubeのドキュメンタリー、ライヴ動画、PV。どれもヤバい。自分には意味がわからないが、わかる人にはわかる、そいつが言うに「大根を刻んでいるところは日常、バッドトリップやな、でも最後の地球でモヤモヤを昇華してくれてるねん。」と言っていた。

現在でもあるのかな、mixiのページには「極上のバッドトリップをお届けします。」と書いていた。

エネルギーの放出でもあるし、暴力でもあるし、メディテーションでもあるし、ニヒリズムシュルレアリスム、総合芸術、演舞、相反背律が混沌的に配置されてる。

最近ダダイズムにハマり、日本の前衛美術、それもアナキズムの側面が強いものの資料を集めてるが、DMTは肉体表現に似ている。少し冷めた笑いに似た部分。嗚咽みたいな吐き出し。

言語化出来ない強烈さを求めてライヴに何度も行った。

客に問いかける、意味のわからない強烈さ(意味はわかるんだけど言語にならないもの)をもっとみたい。

今、自分が好きなものの全てはこのDMTが根本になっていると思う。

芸術は、とにかく、一発目のファーストコンタクトの脳を金槌で打たれたみたいな衝撃が面白いと思う。具体の青に赤でデカく○を書いただけの絵、みたいに、理論なんて必要ない。ただただ、頭に金槌を打ち付けるものを見たいし、自分でもやりたいと、久々にYouTubeの動画を見て、CDを聞いて、ドキュメンタリーDVDを見て、そう思った。

変なやつ

バスケットボールプレイヤーのジョーダンの名言と言うものを見ていた。

「スポーツにおける正しい技術、会社における倫理、心構えといった基本を忘れたら、試合に勝てないし、会社や学校で成績を上げることもできない。」

話が変わるが、ヤバイやつってのは自分でそのヤバさへの自覚がない。昨日先輩と話していたんだが、その先輩は俺と会う前に新入生らと食堂で話していたらしい。とにかくヤバいやつらだったが一緒に居て疲れたと言っていた。

ヤバいだけじゃ俺には物足りない。性格が、キャラクターが、ヤバイやつはもう完成してしまっている。

作品がヤバい天才は、大抵がものすごく真面目な人間だ。例えば、フランクザッパ、ジミヘンドリックス。ザッパは理論に精通しているし、ジミは一日11時間も練習するらしい。

ジョーダンが言う、基本を忘れるな、これなのだ。基本なくして逸脱は不可能だと俺は思う。

逸脱するのはものすごく簡単なことだ。でも、みんな基本を軸にした逸脱ではない場合が多い。

松本人志はシュールな笑い、特殊な笑いを考えてきていて、笑いの歴史を塗り替える企画を何本も編み出している。

もう何年も前に読んだエッセイなのではっきりとした言葉は忘れてしまったが、変なことって別に面白くなくて、いかに常識を知って、そこから離れていくのかが大事だ、みたいなことを言っている。

普通を学ぶからこそ、普通と正反対なことをして異常なもの、を作品に出来る。でも大抵のやつは普通を学ぶのを嫌がる。俺は変だから、と言いたがる。

だから、最近は変なやつが溢れ返ってて、逆に普通のやつが変、な世の中になってきている。

ヤバイやつってのは変、も普通、も意識してないから自分のヤバさに自覚がない。

自分が変だ、とか思ってるやつはヤバいやつには勝てない。だからみててこっけいだ。

現在までの自分の活動を振り返るその2~道頓掘スカム、Noise M@ster シンデレラガールズ~

ライヴに出るまえに解散したユニットとかは腐るほどある。スタジオでジャムっただけのも言い出せばきりがないので、記憶に残ってて音源があるものを思い出せる限り書き出しておきたい。俺の黒歴史

まずはじめてスタジオに入り、曲も決めず即興で録音したデモ音源を作ったのを覚えてる。そのときに俺がはじめてドラムをやった。どつきながら叫んで、黒いレースの女の呉川がはじめてギターを弾いた。出来た曲を道頓堀スカムって名前にした。没テイクだったが、何年後かに聞き返したらすげえ面白かった。というか、クソすぎて本物のスカム、文化祭の軽音楽部よりひどいものが撮れた。その音源は呉川のテープに入ってる。

そっからデモテープはクソほど作った。アシッドフォークデモを作って配ったが、酷評どころか返事が何一つとしてこなかった。

このころは、よくわからない即興音楽をしてる人たちとよくスタジオに入った。

記憶にあるかぎり、一度関西屈指のスカムドラマーと、瀕死衣料の方にヴォーカルをしてもらい、知り合いのパンク好きなバンド経験ゼロの人に留め具がないだるだるのギター、黒いレースの女のギター、俺がベースでNOISE M@STERシンデレラガールズを組んだ。

ライヴは一度もせずに解散。スタジオ2時間で録音。ビートルズノルウェイの森とかジッタリンジンのプレゼントをやった。はじめの方適当に歌い、そこからはめちゃくちゃ速く弾いて叫ぶ。ドラムはスネアを叩くだけ。クソすぎて最高に楽しかったが二度としたくない。

タブラ奏者の方にドラムをしてもらい、自分がベースでスタジオに入った。奇跡が起こったと言ってもいい。めちゃくちゃいいかんじでストーナーをやれた。20分ぐらい休みなしにジャムってた。それを2本ぐらいやった。めちゃくちゃ楽しかった。

俺が成功したのはそれだけ。次に入ったときはダメだった。なんにもできなかった。

その次はバンドすることになった直後に解散した。何となく喧嘩した。バンド名なし。スタジオなし。

バンドをやるってなってスタジオに入ったが、友達と揉めてすぐに解散バンド名すらない。

ヴォーカルのやつはラップをさせようってことだったがシンセをやりたいとか言い出して大いにもめた。俺はめちゃくちゃ遅刻した。

その次もスタジオなしで解散

このとき、音楽、バンドを組むのは諦めた。

以上、スタジオワークはライヴより酷い。

現在までの自分の活動を振り返る~瀕死のリハビリテーションズ、Annalisa Moscuwa~

とにかく、ムカつく。それだけで音楽を始めようと思った。

はじめてのライヴはクソ下らないサブカルの集まる場所で、リハなしで神戸でインプロバンドをしてた黒いレースの女のギターの子を1週間前ぐらいに誘って二人でやった。バンド名は忘れた。ギターヴォーカルをした。

ディレイとディストーションでグダグダ。音がでかすぎて客にブーイングされた。うっとおしかったからドリンクも飲まずとっとと店を出た。店に連絡すると、もうこないでくれと言われた。それが1回目。

2回目は、火影。ギターとヴォーカル、自分一人でした。曲を書いてなくて、歌詞も覚えてなかったから下の方に張り紙をはってそれを読みながらやった。途中吸ったタバコの煙が目に入って中断。最後の方に友達の女の子に赤痢を歌わせて終わった。最悪だった。もうこのあたりから真面目にバンドをする気がなくなった。

3回目も火影。、同じく、黒いレースの女でシンセをしてた子を誘った。バンド名は瀕死のリハビリテーションズ。瀕死のリハビリテーションズと言う名前でやるとものすごく不吉なことが起こる。このときは前日に火傷。包帯を巻きながらやった。

リハでは裸のラリーズをやろう、それも僕がベースと友達がドラムだけで30分。ギターソロもなしのラリーズということに決まった。

当日に練習に飽きて楽器を入れ換えた。ハイハットとタムとシンバルを1つ退けた。

ライヴ中客がどんどん減って8人が3人になった。全員が知り合いだった。

ぐたぐたで30分やりとおした。

4回目は黒いレースの女とのタイバン。瀕死のリハビリテーションズ。ライヴ前にインフルエンザになった。

会ったこともない子をメンバーに入れてやった。なさけなくて7分で終わった。それではあんまりだからもう一回やったけど5分で終わった。ソロで試しにしてみた。4分とかだった。仕方がないので、会場であるのらまる食堂の店内の楽器、音の鳴るものを客に渡し、俺が歌った。これも7分ぐらいで終わった。

4回目はNO KOBEと言うイベントだったと思う。このときは黒いレースの女にゲスト参加。ヴォーカルをしたが、マイクの音があまりにも大きすぎて他の楽器の音が聞こえなかった。

ここから長い期間、何にもしてない。友達とバス、電車のなかで大声で叫んでて写真を撮られたりしたけど別に活動って訳ではない。

5回目は大学の文化祭。客が居なかった。取り合えず叫んだ。もう音楽をやる気をなくした。

6回目は久々に瀕死のリハビリテーションズをやろうってことだった。でも肺気胸で当日に入院。火傷➡インフルエンザ➡気胸。怖くなって解散した。

6回目、きちんと演奏したのは2回生コンサートが初めてだ。SATTAって名前でジョアン・ジルベルトイパネマの娘の「マァー」って言う部分にエコーをかけて歌った。メンバーは当日決まった。なかなかうまくいったし結構ウケた。

7回目が文化祭でブルース。ベースをやってたけど途中から弾くのが邪魔臭くなって叫んだ。シールドの先っぽに向かってセックスって叫んだ。セックスが文化祭の広場ににこだましていたらしい。

8回目は、自分のサウンドクラウドをかわいい女の子にやってくれといわれてやって見事に滑った。輝きに満ちた天使達ってバンド名だった。芸大の友達に踊らせ、1人はボンゴを赤ちゃんに見立てて抱いてた。先輩は1曲歌った。二度とやりたくない。

9回目が路上ミュージシャン妨害ライブ。新宿で友達と叫んだ。

栃木の友達が「ふざっけんなよ!」って叫んでまぁまぁウケた。警察が来て「大丈夫?」って言われた。このときがAnnalisa Moscuwaの第一回。

サウンドクラウドのアカウント名を何にしようか?と考えあぐねていて、昔のメールアドレスを思い出したのがバンド名の由来。そのメアドを作るときに、PUBLIC IMAGE LTD.のANNALISAって曲を聞いていてANNALISA、そっちはスペルを調べた。MOSCUWAは語呂が良かった。友達に、モスクワの

スペル、MOSCOWやでと最近言われた。そんなかんじで、瀕死のリハビリテーションズよりいい名前が思い付かないし適当にアナリサモスクワにした。

ちなみにこの新宿テロの時点ではダダ集団ANNALISA MOSCUWAだった。

10回目は無善寺。あらかじめ考えてたのは、大阪から2人連れていって4人でやる予定だった。なのによんじゅしか来ず俺は一人で東京へ。ダダ集団は俺がキレて解散。名前を新しくするのがだるいのでダダ集団だけを抜いた。

その時のライヴ、元々はケチャをやりながら友達がケチャップを客に「はい、ケチャップ」と言いながら見せる、弁当を食いながら叫ぶ、を考えていたがなくして、代わりに音楽をすることにした。ライヴハウスだし。

「喫茶エースのテーマ」とかやる曲は考えてたけど練習をほとんどしてないのでグダグダで最悪だった。とっととやってとっとと帰りたかったが、俺が即興でギターのリフを考えてそれに歌詞とメロディを即興で考える、ってのをやることにした。

1発目、開始早々よんじゅがミスして、「もう一回はじめからやります」って言ったけど笑いがゼロだった。

なんだかんだ10曲ぐらい即興でやった。よんじゅは生にんじんをかじりながらギターを弾いた。俺たちだけアコギじゃなくて、「クラシックギター」だった。

11回目は4月20日、難波ベアーズでやります。Annalisa Moscuwaとしては3回目。黒いレースの女のシンセと、リーダーの箱を使う子、友達がギターでセルロイドマーダーってユニットの子がヴォーカル、それからよんじゅがギターとヴォーカルで参加。

それから、23日に心斎橋で路上でなんかやります。お楽しみに。

楽器が上手くなりたい人へ

「8時間練習した!」ってやつは、80年間8時間練習しても何の上達もしない。

自分が楽器に何を表現したいかわかってないやつはどれ程練習しても無駄だ。

上手くなりたい、そんな抽象的すぎる概念を音という、言葉の何倍も抽象的なものにできるわけがない。

音楽とは抽象的な表現だ。ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド、で自分の頭の中の考えたこと、経験を表現するわけだから。

最近流行ってるラブソングは作り物過ぎる。匂いも、感覚も、手触りもない。音という、見えないものをリアルにするための音色加工も、使う楽器も、フレーズも、1曲の時間もあまりにも曖昧すぎる。

音ですべてを表せる。川で聞いてた音楽なら、何年後に聞いても川のことを思い出すとか、逆に聞けば風景が出てくる音楽とか。

クラシックなんかまさにそうだ。マーラーの巨人なんか聞くと、巨人があるいてるのを目で見たように見える。

8時間練習する時間があるなら、7時間自分がやりたい、出したい音について考える、あるいは行動し、それを1時間かけて再現すべきだ。

そもそも君の好きな演者は、練習なんてしていない。弾きたいから弾いてるだけだ。

自分のやりたいことを表現するためにはもちろん、昔の人が弾いてきたことの模倣も必要だろう。コピーとか。そういうのを練習って言うのであって、そんなものを死ぬまで何時間もし続けてても意味がないし、そのコピー曲の裏、タイトルに込められた意味、その人が何を表したいのかを考えることが必要だ。

練習より体験しろ。体験して思考しろ。思考して実現しろ。

音楽とは、自己表現、それ以外の意味を持たない。

才能とは、創造者の体験と思考の蓄積の重さで出来上がる。