天才は居るのか?

フランクザッパは天才だ、と言う話をよく聞く。時代の先を行きすぎた音楽センス、高度な技術、買っても買っても尽きない音源の数。

エルメートパスコアルも天才だ、とよく聞く。1日1曲作曲し、マイルスと共演し、テレビの人の話し声を音楽にしてしまうセンス。

フランクザッパの人生はブルースだ。女の子と映画を撮って、ヤってもないのにポルノ扱いされ刑務所に送られるわ、頭のおかしいファンがライヴ会場を燃やすわ。エルメートパスコアルはアルビノだ。

何が言いたいか?天才なんてもんは居ない。

ジミヘンは一日10時間練習して、「世の中には11時間練習してるやつがいる。」なんて言ってるぐらい真面目だ。

天才と狂気は紙一重?狂気じゃないやつは音楽、及びに芸術を辞めるべきだ。

キングクリムゾンのリーダーはロバートフリップだったっけ?REDと言うヤバいアルバムを残して解散して宗教にはまっちゃったらしい。

人間ってやつは悩みがある、苦しみがある、なんらかしろの形で。それを昇華させたりする道具が芸術だ。

必ずしも苦しみがなければ芸術が出来ない、なんてことは思わない。

みんな同じような経験をしてる。その物事に対する向き合い方、それ次第で天才ってものになるんじゃないだろうか?

イチローはたまたまバットを握った、それが、自分にあった形だったからプロになれた。天才ってのは自分を生かせる道具を見つけたやつのことだろうと思う。

電卓の天才がいてもいい、コピーの天才も、それとデザインの天才、ギターの天才、なんの違いがある?お金と世の中の注目の違いでしかない。

自分を生かせるものを見つけたら、誰だって天才になれる。

まぁ大抵のやつは、世の中に合わせようとして失敗してる。

サラリーマンの天才に成れたであろうやつが、路上で今日もアコギを弾いてる。俺はそれを見てイライラしてる。