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201704171939 雨、天王寺

大抵の場合において可愛いだけの女と遊んだときは電車のホームで別れて手を振ってるときしか楽しくない。

段々友達と反りが合わなくなっていく。だからってそいつらが嫌いってわけではないのだけれど。

要するに、一人じゃないときが一番一人で、孤独が俺に寄り添って二人の時が好きだ。

うんざりするぐらいタバコを吸ってるときが一番好きだ。

でも、どのみちそんなときであっても友達と遊んでるときであってもどんなときであっても人生がつらいにはかわりがない。

スプリットタンにしても髪の毛を金色に染めてもタトゥーを入れても根本的に自分が変わるわけでもない。

街行く女を眺めてる。雨が降ってる。

顔が死んでる俺と、化粧を塗りたくられた顔面にどろどろの水、愛が降ってきて、すべて溶けてしまえばいいと思いながらタバコに火をつけたら俺とタバコが消えた。