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King Crimson

キングクリムゾンがそれはもう、それはそれはもう、大好きだ。

毎日聞いていると言えば嘘になるが、しょっちゅう聞く数少ないバンドだ。

俺は他人のレビューブログを読むのが好きで、ディスクガイドを買ったりするのも好きだ。

それは、一つの音楽を自分一人で聴いてると、自分の観点でしかその音楽を聞くことが出来ないが、レビューを見るといろんな人のその音楽に対する考えを見ることが出来る。

そのなかでも一番、どのブログを見ても同じ意見しか書かれてなくて納得いかないのがキングクリムゾンだ。

俺は宮殿、アースバウンド、太陽と戦慄、暗黒の世界、レッドしか聞かない。宮殿とアースバウンドはそれほど聞いていない。

太陽~レッドの後期クリムゾン(どのブログにも第~期クリムゾンと書かれてるが、面倒くさいので後期と書く)聞くようにしてる。

全体的にどのブログを読んでいても"圧倒的な緊張感で、通して聞くと疲れてしまう"と書かれてる。

俺は絶対、後期クリムゾンは3枚セットで聞く。

圧倒的な緊張感?集中力?そんなものはものすごくどうでもよくて、そんなものは俺は感じたことがない。

後期クリムゾンは環境音楽アンビエントに近い。喫茶店で流れてるジャズを非常に高度化したものだと思っている。

どうでもいい流し聞きをするのにものすごく適していると思う。それにクリムゾンのいいところは、ふと本とかを読みながらラジオがわりに流していたとしても、少し本を読むのを辞めて休憩したいときに音楽に耳を傾ければ、きちんと音楽として成立した面白いインプロヴィゼーションの箇所に引っ掛かるからだ。

他のインプロは聞いていても大体音楽に集中しすぎてしまう。後期クリムゾンはその配分が絶妙でものすごく聞きながら何か作業をしやすい。あとは脳に残るメロディがジャズみたいに、初めと終わりだけだったりするのがいいんだと思う。耳に残らないがものすごく高度な音楽をしているのだ。

ピンクフロイドならそうはいかない。

音楽の聞き方なんか人それぞれだが、後期クリムゾンはAphex Twinアンビエントワークスみたいな聞き方をするのが一番合っていると思う。