この世の終わりみたいな気分

昼過ぎに起きて、タバコも吸わず、うんざりした気分で文庫本の下巻を読み始める。

上巻の、俺との共通点みたいなのも隔離されて別の人間に変わった主人公を読み始める。

的確に俺のことを表現しようとする人がいる。みんな大体当たってるが、違和感は拭えない。

お前ってこんなこと考えてんだろ?と言われると虫酸が走る。

共感も同情も必要ない、むしろ打ちのめされたい。

「そのまま書いても伝わらない。なんかこう、俯瞰して、客観的に、悲劇をユーモアにするのが一番伝えやすいよな。」

こう言われたことを思い出す。

みんなはこういうだろう。

「何か人生に希望が必要だ。」

いや、俺は何か人生に絶望が必要だと思う。

すっかりうんざりさせられるどん詰まりに差し掛からない限り、人は自分の着眼点であるとか、思考回路をまず変えようとはしない。

だから俺は絶望したかったが、まぁどいつもこいつもさせてくれないやつばっかりだ。みんな俺を楽しませようとする。

もうここ2年正気を保ててるが、頭のなかは爆発しそうなのが永遠に続いてる。爆発してしまいたい。そのためには起爆剤が必要だ。

俺はタバコを巻いて吸った。ドミンゴのブラック、湿気てて不味い。

甘いドーナツでも食おう。近所のスーパーにいって、分相応に、今日の昼飯は880円のアメリカ産肩ロースステーキを半分食べる。

絶望的な気分なのに先行きは希望に満ち溢れてる。こんなとき、何て言えばいい?誰に?